≪日本橋≫贅を極めた空間【ウエスタ】
かなり更新が空いてしまいました…
資格受験期間ということもあり現在少しバタバタとしているので、こちらのブログは
のんびりマイペースに更新していきたいと思います。
さて、少し前に訪れたのが、美味しい三田牛に非日常感を味わえる日本橋の名店
「ウエスタ」
まず、入口が分からない…。笑
小道沿いにある上、看板も何も出ておらず夜は特に暗いので迷いました。
重厚な木の扉が唯一の目印です。
店内は、だだっ広く厳かな雰囲気を想像していたのですが、
意外にもコンパクトで、上品ながら思っていたよりも堅苦しさのない雰囲気でした。
初めにがらがらと高級食材の乗ったワゴンが登場。
こちらのお店は好きな食材を好きな分だけ選び、調理をしてくださいます。
魚介類はオススメのものを一通りお願いすることにしました。
こちらがウエスタ名物の三田牛。
普段はフィレ一択なのですが、今回はサーロインもおすすめとのことでしたので
フィレとサーロインでお願いしました。
ウエスタの拘りは、カトラリーも全て最高のものを使用しているという所。
フォークやナイフの他に、吉野杉の箸も用意されておりました。
まずはシャンパーニュで乾杯。
Champagne Sanger Les Oublies Millesime 2005
これが繊細かつ上品な泡立ちで爽やかなコクがあり、とっても美味しかった♪
テーブル担当の方がまたお勧め上手なので、2杯頂いてしまいました。
トラフグの白子の茶碗蒸し ポン酢餡
なめらかでほんのり甘いとろける白子の茶碗蒸し。
さっぱりとしたポン酢餡によく合い、1品目から心を掴まれました…
白子の余韻に浸っている内に、また眩しい黒粒が…
最初に選んだ魚介類の前菜に、これでもかとキャビアをたっぷりと。
見ているだけでうっとり。。
手長エビのソテー アメリケーヌソース
ぷりっぷりの大きな手長エビに、卵黄のまったりとしたソースが絡んだ一品。
Dagueneau Silex
フランス ロワール地方、プイィ フュメ地区のソーヴィニヨンブラン。
青系ハーブとほんのりミネラル感が、手長エビとベストマッチ。
三田牛ハネシタのトリュフがけ手打ちパスタ
滑らかでシルキーな三田牛のハネシタにもちもちの手打ち麺、
そして目の前でトリュフをたっぷりとスライス。
もう美味しくないわけがないですよね。
ソースは初卵を使用しており、クリーミーでコクがありました。
こちらも三田牛を薄くスライスしたサラダ。
実は私、マッシュルームが苦手なのです…。が!
なんとなんと、このサラダのマッシュルームは美味しく頂けました!
苦手食材克服に一歩近づいたかもしれません。感動!
ここでまたガラガラとすごい物が登場。
英国CARRS社に特注したシルバーカトラリーセットとのこと。圧巻です。
メインに合わせたのは
Ch. Cos D'Estsoutnel 2006
お待ちかねのメイン、三田牛のステーキです。
表面は香ばしくさっくりと焼き上げられ、サーロインは噛めば肉汁の甘みがじゅわーっと。
フィレは柔らかくもジューシーで、さらっと口の中でとろけます。
デザート
濃厚で滑らかなミルクアイスクリームでした。
デザートに合わせた甘口ワイン、
Dom. les Terres de Fagarya Maury Op Nord 2010
フランス ルーション地区の甘口グルナッシュ&カリニャンブレンド。
コクがあり、カラメルの風味と相性抜群でした。
食後のコーヒーと、一口の生キャラメル。
プティフールというと焼き菓子が出てくることが多いですが、生キャラメルとは斬新!
一口サイズというのがまたありがたいです。
どれもとっても素晴らしいお料理ばかりだったのですが、唯一つ残念だったことが…
今回利用した席が厨房に近かったこともあるかもしれないのですが、厨房から若手を叱りつける声が度々聞こえてきたこと。
お料理も雰囲気も一流であり、きっとこの日のこの食事を特別な思いで利用する方も沢山いらっしゃるでしょう。
素晴らしいサービスを提供したいがために厳しい教育になってしまうのは致し方ないことかとは思うのですが、実際愉しく盛り上がっていた私達のテーブルも、怒鳴り声が聞こえてきたことにより少し盛り下がってしまいました。
ですが、テーブルを担当してくださったフランス人のソムリエは、
とても感じがよく気の利く方で、最後は楽しく食事をすることができました!
美味しい三田牛尽くしのお土産もたくさん頂き、その点以外は本当に
素晴らしかったので、次回訪れた際は雰囲気も楽しめることを期待したいと思います!
【ウエスタ】
Tel :03-6262-3355
≪営業時間≫
月-土 12:00-23:00(L.O.22:00)
日・祝 12:00-22:00(L.O.21:00)
定休日:なし
個室:有